遺族基礎年金とは

遺族基礎年金とは

目次
遺族基礎年金とは
2026年までは保険料納付要件に特例がある
遺族基礎年金はいくらもらえる?

遺族基礎年金とは

遺族基礎年金とは、下に該当する人が亡くなってしまったときに、遺族(結婚していない18歳未満の子どもや、その子どもを持つ親[亡くなった人の配偶者])がもらうことのできる年金制度です。
※正確には18歳未満ではなく、18歳の年度末までの子供。障害等級1級・2級に当たる場合は20歳未満となります。

  1. 国民年金の被保険者
  2. 被保険者だった人で、60歳以上65歳未満の人
  3. 老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある人

このうち、(1)と(2)の場合は「保険料納付要件」を満たさないともらうことができません。

逆をいうと、(3)の「老齢基礎年金の受給資格期間が25年以上ある人」は、「保険料納付要件」を満たさなくても遺族年金がもらえる対象者となります。

国民年金の被保険者の範囲

ちなみに国民年金の被保険者とは、どのような人を指すのかをまとめました。

  • 20歳以上で60歳未満の日本に住む人(第1号被保険者)
  • 厚生年金に加入している65歳未満の人(第2号被保険者)
  • 第2号被保険者に扶養されている20歳以上60歳未満の配偶者(第3号被保険者)
  • 国民年金に任意加入している人(「60歳以上65歳未満の人」、「海外に住み、日本国籍をもつ人で20歳以上65歳未満の人」など)

遺族基礎年金をもらうための保険料納付要件とは

さて、先ほど(1)と(2)の対象者の場合、「保険料納付要件」を満たさないと遺族基礎年金はもらえないと書きました。

この保険料納付要件とは、「亡くなった人が国民年金の加入期間のなかで保険料納付済期間が3分の2以上なければならない(免除期間を含む)」といったものです。

つまり、逆をいうと未納の期間が3分の1以上あると、保険料納付要件を満たさないということになります。

2026年までは保険料納付要件に特例がある

この保険料納付要件ですが、2026年までは特例があります。

具体的には2026年の3月末までに亡くなった場合、亡くなった日が属する月の前々月までの1年間で保険料の滞納がなければ、遺族基礎年金が支給されます。(ただし65歳未満である必要があります。)

遺族基礎年金はいくらもらえる?

遺族基礎年金がいくらになるかですが、子どもの数によって変わってきます。詳しくは下をご確認ください。

  • ・18歳未満の子どもが1人…
    年間1,003,600円(779,300円+224,300円)
  • ・18歳未満の子どもが2人…
    年間1,227,900円(779,300円+224,300円×2)
  • ・18歳未満の子どもが3人…
    年間1,302,700円(779,300円+224,300円×2+74,800円)

2018年4月からの金額で考えると上記のようになります。基本額として779,300円が支給され、子どもの数が2人までであれば224,300円が順に加算されます。

子どもが3人以上になると加算額がガクっと減り、74,800円の加算となっていきます。

参考

遺族基礎年金(受給要件・支給開始時期・計算方法)

日本年金機構

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参考

遺族が受け取れる年金~遺族年金・寡婦年金・死亡一時金

遺産相続弁護士相談広場

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参考

遺族年金の受給要件:保険料納付要件

年金情報部

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参考

え?専業主婦死亡でも遺族基礎年金が支給される?要件は?

年金博士

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この記事のまとめ

遺族基礎年金をもらおうと思うと、かなり複雑なことを理解しなければいけませんね。(実際、わたしもかなり苦しみながら理解しました)

FPの問題で大事な部分は、「もらえる条件」、そして「誰がもらえるか」です。

とくに、遺族のもらえる人の範囲は、18歳未満を持つ親[亡くなった人の配偶者]と書きましたが、以前は18歳未満を持つでしたので、ひっかけに注意です。

さらに2018年からは、老齢基礎年金がもらえる要件として保険料納付済期間が25年→10年に変更されたのですが、遺族基礎年金の要件は25年のままという点にも注意が必要です。

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