純保険料と付加保険料とは

目次
保険料の決まり方
純保険料とは
付加保険料とは

保険料の決まり方

保険料の決まり方は「純保険料」と「付加保険料」と呼ばれる保険料によって決まってきます。順を追ってご説明します。

出典:保険市場<生命保険料の仕組み>

純保険料とは

純保険料は、保険会社から保険加入者への「保険金や給付金の支払い」にあてられるお金の原資となります。この純保険料は、さらに「死亡保険料」と「生存保険料」の2つに分かれています。

  1. 死亡保険料 … 死亡したときに払う保険金の原資となる保険料
  2. 生存保険料 … 解約返戻金や満期保険金などの原資となる保険料

この2つの保険料(あわせて純保険料)は「予定死亡率」や「予定利率」といったデータから、その金額を計算しています。

予定死亡率とは、年齢・性別ごとに予測した死亡率のこと

予定死亡率は、過去の死亡統計から性別・年齢別で予測した死亡率です。各保険会社は死亡率のデータを「生保標準生命表」と呼ばれる表をつかって計算するので、各保険会社で数値は同じになります。

同じ保障の内容であれば、若い人ほど死亡率が低いので保険料が安くなります。

  • 若い人 =
    死亡率が低い。保険料は安くなる
  • 年をとった人 =
    死亡率が高い。保険料は高くなる

また、この予定死亡率より実際の死亡数が少なければ、保険会社は保険料を低く算定できます。

予定利率とは、保険料の割引につかわれる率のこと

保険会社は保険加入者の保険料を積み立てて運用をおこなっています。このとき、運用で得られる収益を見込んで、一定の利率で保険料を割り引きます。

この割引に使われる「率」を予定利率といいます。

運用で得られる収益(運用利回り)を見込んで決められるので、その収益が高いと見込んだ場合は保険料の割引も大きくなります。

  • 運用益が多いという見込み =
    予定利率は高い(割引率↑)。保険料は保険料は低くなる
  • 運用益が少ないという見込み =
    予定利率は低い(割引率↓)。保険料は高くなる

純保険料のポイント

純保険料は、上で説明した「予定死亡率」、「予定利率」を基礎として計算した保険料です。改めていうと、この純保険料が保険金の支払いとしてあてられるお金となります。

純保険料は保険会社がちがっても、同じ保障内容であればそこまで大きくは変わりません。

付加保険料とは

付加保険料は、保険会社や保険事業の運営に必要な経費にあてられるお金となります。このお金は「予定事業費率」をもとに計算されます。

予定事業費率とは

まず事業費率というのは、収入保険料のなかの事業費の割合のことです。これに似た言葉として予定事業費率があるわけですが、「予定」といっているので、もちろん未来の事業費率を指しています。

かんたんにいうと、保険会社は「事業を続けていくには、たぶんこれくらいのお金(経費)がいるよ〜」といったお金を、あらかじめ見込んで保険料の中に組み込んでいます。その割合を予定事業費率といいます。

この経費の中には下のようなものが含まれています。

  • 会社・事業を運営するための費用
  • 人件費
  • 保険の広告費
  • 契約管理をするための維持管理費

付加保険料のポイント

付加保険料は、保険会社や保健事業の運営のためにあてられるお金となります。

付加保険料は保険会社ごとの経営方針やサービス内容によって大きく変わります。

参考

生命保険料の内訳-「純保険料」と「付加保険料」

保険相談サロン FLP

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参考

生命保険の保険料は3つの「予定率」をもとに計算される

Will Navi

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この記事のまとめ

FP試験でのポイントは、保険料は大きく2つの保険料として分かれること、保険料の使い道などです。

純保険料は、将来の保険金の支払いのための原資にあてられ、付加保険料は保険事業の運営にあてられるということを覚えておきましょう!

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